仕事は楽しいかね?
【あらすじ】
この本は、大雪によって空港に取り残された男性が、実業家のマックス・エルモアと出会うところから始まります。
マックス・エルモアと今の仕事について話していると、様々な学びを教えてもらう会話形式の本となっており、小説のように読みながら学ぶことができるようになっています。
【本からの学び】
チャンスがない、ひらめきがないと思っている人は、目の前を通り過ぎている「偶然」というチャンスに気づけていないだけ。
一日に何十個も訪れる「偶然」というアイデアを拾えるようにアンテナを張っておく。
実際、世の中に革新的なモノをもたらした人は、偶然による発見が大半。運も味方につけているし、それを見つけれるだけのアンテナを張っていた。
みんなが今の瞬間も飲んでいるコカコーラも、おしゃれに履きたいリーバイスも、お酒のおつまみになる柿の種も、偶然の中で発明されたモノだった。
自分が変わるためには、思ったことや考えたことを試すしかない。
最初は、「自分なんかが、、」とか、一歩踏み出すことや新しいことをすることに対して怖い感情がついてくるのは当然。
しかし、「試すこと」は繰り返すたびに「不安」よりも「楽しみ」の方が大きくなっていく。
失敗を恐れないことが大事。
※アイデアを生み出すためにできること
・問題点を書き出す
問題を解決しようとすることが発見につながる
・仕事上でやったミスを書き出す
恥だと思ったり、怒りを覚えたりするのではなく、時間をかけてでもしっかりと思い出す
・仕事に関してやっている全てのことをリストアップする
できるだけ細かく書き、リストは常に変化させるように意識する
本書で、マックス・エルモアが掲げているモノで、今すぐに取り組むことができる部分です。
ぜひ、実行してみましょう!!
【自分的まとめ】
一日24時間のうち、誰もが8時間は仕事に時間を費やしている。
睡眠と同じくらい時間を使うものに、「めんどくさい」「やめたい」「行きたくない」と考えながらするのか、今日を昨日よりもいいものにするという意識で取り組むのかでは、自分の成長は大きく変わってきます。
慣れてきて、なんの代わり映えもない日常になったとしても、それは自分が発見や気づきを見落としているだけなのかも。
自分からアクションを起こして、もっとこうすればいいかも、これ面白そうと思ったモノをどんどん口に出していく。
最初は怖いかも知れないけれど、繰り返せば、変化を楽しめるようになる。
仕事に対するモチベーションは確実に変わってくる。
自分も一歩を踏み出すのはすごく怖い。
周りからなんて言われるのか、思われてるのかすごく考えてしまうし、自分の立場でこんなこと言っていいのかな?と考える時もある。
けれど、組織をより良いものにするためには、誰の意見でも無駄なものはないし、良くなりそうなアイデアを持っているなら、それは必ず人に伝えるべき。
それが人間関係でも嘘のない良い関係を作っていくことにつながるのかも知れない。
もっと仕事ができるようになりたい。
インパクトを残したい。
そう思うだけではなくて、意識を変える。
でも意識を変えるだけでは目に見える変化にはならない。
だから「具体的に行動を変える」必要がある。
勉強のためにテレビを見ないと決めて、意識していてもいつのまにかリモコンを手に取り、テレビを見ている。なんて経験一度はあるはず。
意識するだけでは、自分の行動はなかなか変えることはできない。
具体的に変えるということは、テレビのコンセントを抜いてしまうということ。(わかりやすく例えるとね!)
これなら、必然的に勉強するための空間ができあがる。
こんなふうに、取り組みを変えるときにはそもそもの自分の行動を見直してみるというのも一つだし、実践しやすいものかなと思います!
今、この瞬間からアイデアを拾うためのアンテナを張ろう!
「仕事は楽しいかね?」は現在Kindle Unlimitedにて読み放題作品となっております。